[モデーア]洗脳され借金を背負い時間も奪われた友人の話

ビジネス

この話は、私が上京し同郷の疎遠だった長年の友人Aさんの話です。彼女は高校を卒業後、関東圏で就職。つい二年前までモデーアでネットワークビジネスを行っていました。結婚のお知らせがあり今の自宅が近いこともあり再びランチに行くような仲になり、同郷の安心感や、私自信も何度もネットワークビジネスの勧誘に合い嫌な思いをしてきたので共感することが多く、今まで誰にも話すことのできなかった胸の内を話してくれるようになりました。

突然の勧誘

友人Aさんは高校を卒業後、単身で故郷を出て関東圏の会社に入社、ごく普通のOL生活を送っていました。しかし仕事に対しての熱意ややりがいを見いだせずに淡々と会社に行き、慣れない一人暮らしの寂しさに、誰かと食事をしたい、誰かと話したい、と日々孤独を感じながら暮らしていました。

夜に一人で飲みに行くことも珍しくなかったそうです。そんなある日、バーで飲んでいた時の事。隣で飲んでいた同じ年くらいの女性に声を掛けられました。私自信も声を掛けられやすいので、断るときの罪悪感や一生懸命に話してくれるので、申し訳ないといった気持ちがあります。最寄り駅で頻繁に勧誘を受けるようになってから、嫌な思いをして断るよりも一駅歩いたほうが早いとなって疲れて早く帰りたいのを我慢して一駅歩いたりしていました。

その晩彼女は自分の話を沢山聞いてくれて、別れる際に昔から知っていた親友のように次の約束をしてその晩は別れました。

人の良さがあだに、あっという間の洗脳

それからの日々は息つく暇もないくらいにスピーディーに進んでいったといいます。元々人を信じて疑わないような純粋な性格の彼女はまさか自分がネットワークビジネスに勧誘されたとは気が付かなかったと話します。ようやくなんでも話せる友人や親の存在のような人もでき、毎週のように集まってセミナーや勉強会に参加するような充実した生活に実家にも帰らなくなり、あれよあれよという間に、師匠といわれる人の家の近くに引っ越すことになったそうです。

周りから友人が消えていく

セミナーや勉強会のほかに、たくさんの人を紹介し仲間を増やしていかなくてはならなかったそうです。今までは人に道を聞くことも躊躇するような人見知りな彼女が、駅前でいろいろな人に声掛けをしていた、と聞いた時に洗脳の怖さを感じました。また人が変わったように前向きで明るく、今考えれば自分ではなかったと思い出すそうです。そしてノルマのために関東でできた友人にも声をかけ勧誘し、気が付けばセミナー関連の友人しか自分の周りにいなくなったそうです。

正気に戻るキッカケ

彼女がモデーアから抜け出して、ネットワークビジネスを辞めるキッカケになったのが新しい就職先で出会った今の旦那さんとの出会いでした。ネットワークビジネスを始めて、周りの意見に流されるままに借金までして打ち込むものの、思ったような結果も出ずに、このまま続けて大丈夫なのか、結婚もしないまま自分には何が残るのかと考えたときにネットワークビジネスを辞めることを考え出したといいます。

そんな時に、親身になって話を聞いてくれたのが今の旦那さんでした。彼には借金があることを正直に話し、結婚するからにはネットワークビジネスを辞めることが条件でした。彼との関係を壊したくないし、活動に迷いがあり辞めたいと思っていたタイミングも重なり、彼女は周りにさんざん非難されながらも辞める方の道を選択しました。今までは自分が3年間にも渡って携わっていたことを批判もするのは辛い、と目を背けてきたのですが、ネットなどで調べていくうちに自分はとんでもないところにいたんだと知ったといいます。ビジネスで成功するのはほんの一握り、洗脳されて時間もお金も奪われた。今では勧誘し、巻き込もうとしていた友人や声を掛けた人に申し訳ない気持ちだと話してくれました。

まとめ:あの頃を振り返るときに思う事

彼女が今になって思う事は彼と出会ったタイミングで抜けることができて本当に良かったということと、いくらビジネスは違法ではないといっても、洗脳をしている時点で疑問があるということだそうです。寂しさや将来の不安に付け込み、若い時間とお金を奪うのはあまりに罪深いと思います。

今は私も上京したての頃よりはっきりものを言うようになり、しっかり自分というものを持てるようになったので、そういうのも外見に出るのか、あまり声を掛けられなくなりました。

彼女の経験したことを聞く度に、私もあの時に流されて勧誘に乗っていたら借金を背負ったり友人を失っていたと思うと心底怖くなりました。

自分の大切な友人やお金、時間を支配され奪われてまで、手にしたいものは何だったのか?彼女は今普通の主婦になって幸せに暮らしていますが、あの頃のことをよく思い出すそうです。本当に辞めてよかった、と話を聞く中で何度も言っていたのが印象的でした。

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