【アムウェイ】夢を叶える為にこそ、アムウェイをやるべきだと、なかば説教された話

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 東京で私がバイトをしながら夢を叶える為の活動をしていた時、同じバイト先の仲間から「夢を叶える為にアムウェイをすべきだ」と、説教されました。それでいて、私がこのアムウェイの話を聞けることを、偶然ではなく「運命」だと言うのです。それまでは仲が良かったバイト仲間だったのですが、この話が原因でギクシャクした関係になってしまいました。

夢を叶える為に上京

 これは、私が東京で暮らしていた時の話です。当時、私は「とある夢を叶える為」に、バイトをしながら、その夢を叶えるべき活動をしていました。

 東京には、そのような夢を叶えようとしている若者がたくさんいます。

 実際、私のバイト先も、「お笑い芸人」「ミュージシャン」「画家」「声優」「俳優」「女優」「格闘家」など、いろいろな夢を目指している人たちで溢れていました。

 その中に、アーティストを目指している女性のAさんがいました。Aさんとは同じバイト先の仲間ということで、休憩時間などには、普通に会話をする間柄でした。

渋谷の街でバッタリ偶然の出会い

 そんなある日、私は用事で渋谷へ出掛けました。そして、その用事の帰りに、とある店に寄りました。

 すると、そこで、一人の女性が私に声を掛けてきました。それはバイト先のAさんでした。

 「え!偶然だねぇ!」

 まさか、バイト先以外の場所で、都内でばったり出会うとは思ってもいませんでしたので、お互いに大いに驚きました。

 Aさんは、この驚くべき偶然を喜んでいる様子で、「大きな流れが来ていますね」というような趣旨のことを話していました。

運命の出会い

 Aさんが言いうには、このバッタリ会ったことは、ある意味「運命的な出会い」であり、「運命の流れ」だと言うわけです。

 「そうなのですか」と私は、一応、話を合わせておきましたが、内心「いや、これは単なる偶然だろう」と思っていました。

 私が、「今日は渋谷で何か用事でもあったのですか」と尋ねると、Aさんは「ええ、アムウェイの集会に行ってました」と答えました。

 私は内心「うわっ、アムウェイかよ……」と、正直、少し引きました。なぜなら、以前、私は不誠実な方法でアムウェイの勧誘を受けたことがあったからです。

 しかし、Aさんに対しては、バイト先でも、とても真面目に仕事をしていましたし、アムウェイの話は一切していなかったので、とくに悪い印象はありませんでした。

 ところが、その印象が一変してしまう出来事が起こったのです。

夢を叶える為にアムウェイをやるべき

 その日の夜、電話が鳴りました。今日、渋谷でバッタリ会ったばかりのAさんからの電話でした。

 Aさんから電話が掛かってきたのは初めてでしたので、「どうしたのですか?」と尋ねました。

 すると、Aさんは「今日、渋谷でバッタリ会って、運命的な流れを感じたので」、私に電話を掛けてみたとのことでした。

 若干いやな予感が、私の脳裏をかすめました。そして、数分後、その予感は的中しました。

 Aさんは、私にアムウェイを執拗に勧め始めたのです。

 Aさんは、私が夢を叶える為に、東京でがんばっていることを知っていたので、「夢を叶える為にも、アムウェイをやるべきだ」と力説してきました。

 私は人に商品を勧めたりお金を使わせたりすることに抵抗があるので、自分には向いていない趣旨を告げ、丁重にお断りしました。

 それでもなお、Aさんは「夢があるからこそ、絶対にアムウェイをやってほしい」と言ってくるのです。

 Aさんが言うところによると、「アムウェイで効率よくお金を稼ぐことで、時間にゆとりが出来て、夢の為に取り組む時間が出来る」というのです。

納得のいかない論理展開

 この話を聞いて「まったく呆れた話だな」と心底思いました。

 「だったら、どうしてAさんは、私と同じバイトとアムウェイの両方をやっているのだ。アムウェイでお金が稼げていないのは明らかじゃないか」と、思いました。

 しかも、「バイトのみならず、アムウェイまでしているから、逆に、夢の為に取り組む時間が減ってしまっているじゃないか、現に、今日だって夢の為の活動でなく、アムウェイのセミナーに行っていたのだろ」、と思いました。

 私自身は、バイトで必要最小限の収入を得て、あとは夢の為の活動に時間を使っていましたので、わざわざ、その時間にアムウェイを始めるなんてことは考えられません。

 不必要どころか、逆に、夢の為の活動に使える時間が減ってしまうわけです。ですから、絶対にアムウェイなど、始めるわけがないのです。私はAさんにそのように説明しました。

 すると、Aさんは、「アムウェイをやれば、いずれは、バイトもせずによくなり、少ない時間で生活費を稼げるようになり、残った時間は全部、夢の為の活動に使えるようになる」というのです。

謎の論理、埋まらない溝、残念な気持ち

 私は、Aさんは「一体、何年後の話を言っているのだろうか」と呆れてしまいました。

 しかも、人にモノを売ることが苦手な私がやったところで、そのような大成功の状態になるはずもありません。仮になったとしても、現状の何倍もの努力が必要なことは明白です。

 だったら、そんな販売スキルを磨く為に、何百時間も努力をするくらいならば、夢の為に努力をした方がイイに決まっています。心底、アムウェイは必要ないと思いました。

 それなのに、Aさんは一歩も譲らずに、アムウェイをした方がよいというのです。

 「本当におかしなことを言う人だな、そんなにいいのであれば、勝手に一人でやっていてくれ」と思いました。

 Aさんは、それでもなお、「今日、アムウェイのセミナーの帰りに、バッタリ会ったのは、運命的な流れだから、絶対にアムウェイをやるべき、この流れに乗らないは、もったいない」と、謎の論理を展開してきました。

 私は、「そんな流れならば要らないし、そんな流れに乗るつもりもない」と思い、内心、もう勘弁してくれという気持ちになりました。

 これでは、もうなかば説教されているようなものです。もう、本当にうんざり、でした。

 しかし、Aさんはバイト先の仲間なので、大人の対応で、丁重に断り続けました。

 正直、Aさんには驚きました。バイト先では、真面目な仕事ぶりで、信頼のある人でした。それが、まさか、アムウェイの話になると、こんなにもアグレッシブな人に豹変してしまうとは、思ってもいませんでした。

 もちろん、私もとても不快な想いをしたのですが、どこかとても残念な気持ちになりました。

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