【アムウェイ】行き先も目的も告げられず、セミナー会場に連れられていった話

ビジネス

 後輩から電話があり、私を「とあるところ」へ連れて行きたいと話してきました。行き先を尋ねるも、後輩は「行けばわかります」としか言いません。仕方なく、私は後輩とその「とあるところへ」向かいました。すると、そこは勧誘目的のアムウェイのセミナー会場だったのです……

1件の久しぶりの電話から「とあるところ」へと・・・

 これは、私が大学生の時の話です。ある日、ふいに一件の電話が掛かってきました。

「おおおっ!久しぶりだな!」

 それは、後輩Aからの電話でした。久しぶりの会話に花が咲いた頃、その後輩がなにやら妙なことを言い出しました。

 私を「とあるところ」へ連れて行きたいというのです。「とあるところ」って、一体どこだよ、と尋ねても、後輩Aは「行けばわかります」とばかりで、それがどこなのか言おうとしませんでした。

 妙な話だなと思いながらも、私はとりあえず、後輩Aと会う約束をしました。

待ち合わせ場所に、見知らぬおばさんがいた

 当日、待ち合わせの場所へ行くと、驚いたことに、そこには見知らぬおばさんもいました。

 後輩Aの話では、そのおばさんは、仕事の先輩とのことでした。

 電話で会う約束をした時点では、そのおばさんが来ることを、まったく聞かされていなかったので、少々面食らいましたが、その3人で「とあるところ」へ向かいました。

「とあるところ」の正体が判明

 目的の「とあるところ」に着くと、そこは、大きな黒板のある学校の教室のような場所でした。「一体、何が始まるのだろうか」と思っていると、そこへ、講師なる人物が現れ、人生論をとうとうと話し始めました。

 そのような類の話は、私は別に嫌いではなかったので、普通に聞いていました。

 ところが、その話の内容が人生論から、だんだんお金の稼ぎ方の話になってきたのです。

 そして、そこからは、ずっと「アムウェイがいかに素晴らしいのか」という話一色になってしまったのです。

 結局、それは「アムウェイの勧誘の為のセミナー」だったのです。

 私は隣に座っている後輩Aをチラリと横眼で見つつ、「なんだ、結局、アムウェイだったのか」と言いました。

 私は黙って、その場に座っていましたが、「どうして、アムウェイだと先に言わなかったのだ」「どうして、このような騙し討ちみたいな真似をしたのだろうか」と、だんだん腹が立ってきました。

後輩の言い分

 セミナー終了後、私と後輩Aと見知らぬおばさんとで、カフェへ行き、話をしました。

 私は、正直に後輩Aに「このようなやり方は不快だ」と告げました。

 すると後輩Aは「すみませんでした」と謝りました。さらに、私は「どうしてこのような誘い方をしたのか」と尋ねると、「先にアムウェイと言ったら、私に同行を断られると思ったからです」とのことでした。

 確かに、先にアムウェイと聞いていたら、私は行かなかったかも知れません。

 しかし、アムウェイのセミナーだと正直に話した結果、興味がないという人を、そこまでして無理やり連れて行くのはどうかと思いました。

 そして、その場に来ていた見知らぬおばさんも、アムウェイの先輩とのことでした。

 そのおばさんは、私にアムウェイを勧めてきましたが、そのような不快な想いをした直後に、入会などするわけがありません。本当におかしな人だなと思いました。

私の後輩に対する率直な気持ち

 もし、かりに後輩Aが「アムウェイの人なのですが、とても面白い人がいまして、とても面白い話が聞けますので、その話だけでも、先輩に聞いてほしいです。お時間割いてくれませんか」と、正直に頼まれたのであれば、私も、行くだけ行ってあげようかなという気持ちにもなります。

 しかし、「どこへ何をしに行くのか」も言わずに、アムウェイの勧誘のセミナーに連れていかれたことは、「人を小ばかにしているのか」という気持ちになり、本当に不快でした。

 後輩Aは、ちゃんと私に謝りましたので、もちろん、きれいさっぱりと許しました。

その後の後輩

 しかし、その後、耳にした話では、後輩Aは、私にしたのと同じ「騙し討ち」の方法で、何人かの同年の友達をアムウェイのセミナーに連れて行ったらしく、かなり評判が悪くなっていました。

 中には、後輩Aと交友関係を断ってしまった人も何人かいたようでした。

私のアムウェイに対する印象の変化

 私はこの後輩Aの一件よりも以前から、友人のお母さんがアムウェイをやっていた為、アムウェイの存在は知っていました。

 その友人のお母さんは、とても感じの良い人でしたので、私自身はアムウェイに対して、とくに悪い印象はありませんでした。

 ただ、私は人に商品を購入させたり、お金を使わせたりすることに抵抗があるので、自分にはアムウェイのようなシステムは向いていないと思っていました。

 それでもなお、アムウェイのことを、良いとか悪いとか、まったくそういう目で見ていなく、ただ単に「アムウェイというものがある」としか、思っていませんでした。

この出来事以来、アムウェイの印象が悪くなった

 ところが、この後輩Aの一件からは、その認識は一転してしまいました。

「アムウェイには要注意」という認識に変わってしまったのです。

 アムウェイは「不誠実で人を小ばかにした方法で、勧誘してくる団体」というイメージに変わってしまったわけです。

 後輩Aに関しては、しっかりと私に謝りましたし、それ以降、私にはアムウェイの話を一切してこなくなりましたので、すべてを許しました。

 しかし、正直に言いますと、今でもアムウェイに対するイメージは悪いままです。

 アムウェイをやっていると聞くと「ゲッ」と感じて、面倒くさいことに巻き込まれると嫌ですので、正直、その人とは少し距離を置くようにしています。

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