私の体験談です。学生時代の友人から誘いがあり、6年ぶりの再会を果たして久しぶりの会話も多いに盛り上がりました。会話の中で将来についての不安を聞かれ、それについて語ることに。その流れで会話をしていると、友人A男からの紹介で見知らぬ人と話をすることになりました。その話がネットワークビジネスへの勧誘だったのです。その体験が私にとってとても嫌なものだったので私のような思いをされる方が減ればいいなと思い今回この記事を作成させていただきました。
久しぶりの友人との再会は落とし穴だった
私の場合の話です。これはホントの体験談です
友達から、メールでお誘いがありました。
友達A男
『〇月〇日って何してる~??久しぶり話でもしようぜ??』
私
『その日、空いてるよ。久しぶりにカフェでもいくか!楽しみにしてるよ~』
友達A男
『おっけー~じゃあ場所は駅前のタリーズにしようぜ。』
私
『はーい。了解。よろしくね~』
(内心はなぜわざわざ駐車場が不便な駅前なんだ?と思ってました)
まぁこんなメールは皆さんもよくあることとおもいます。
私は何も気にしていませんでした。友達からの久しぶりのお誘いですから。
もう、この時点でネットワークビジネスの勧誘は始まっていました。勧誘は突然なんですね。
あとになってよく考えると、普段からあまり連絡を取り合ってない友達からのメールに注意すべきだったと反省です。
何でもないような普通のお誘いですが、久しぶりの友達ならば、ネットワークビジネスの勧誘かも?って意識しておいた方がいいですよ。こんな経験された方、私以外にも沢山いると思います。当日になり、何も知らない私は約束の10分前には店につきました。
店内はまぁまぁ賑やかでした。落ち着いた雰囲気でしたが、やけに若者が多いなと思いましたが、、、汗
この時にはすでに彼らの縄張りに足を踏み込んだことは後で知りました。
違う知人から後々聞いたら、私が住んでいる東北の地方ではその時に会員もかなりいて場所がそこに集中していて私の席のまわりは会員ばかりだったようです。
久しぶりに会う学生時代の友達A男。高校を卒業してからおよそ6年ぶりくらいでした。
A男との昔の思い出話しや、学生時代の友達が今は何をしているのか?などなど楽しい会話を繰り返していましたが、A男は将来がどうこうとしきりに口出していました。
私も当時、景気が悪い地元の金融関係の仕事をしていましたので将来に対する不安も感じていたのでA男と同じ心境を感じていました。
ここまでは、どこにでもある久しぶりの友達との再会でした。
A男がLineを確認してふとこんなことを言い出します。
『お~まじか!今、○○さん近くにきてるんだ。ねえ、お前ラッキーかも。なかなか会えない人が今○○にきてて○○時間までは空いてるんだって!
おれ、実は将来の不安感じてから色々動いてて、仕事の相談とか副業の相談とかその方とかにしてるんだけどめちゃめちゃためになるんだよね!
せっかくだし今電話してみるから、○○さんの都合がよければ、せっかくのチャンスだし俺と一緒に話聞いてみないか?』
一瞬、驚きましたが断りきれずにいると店に見知らぬ人が入ってきてA男が声をかけて席へと誘導しました。
投資系ネットワークビジネスの現場の一部始終
カジュアルスーツをおしゃれに着こなし、腕には銀ギラギンに輝く腕時計なのにスマホの画面は割れたままという20代くらいの男の方です。
おそらく、クロージングの部類をする為か私に壁を見せる席に移動してもらうため等の理由により人が少ないカフェが欲しかったのでしょうがそのまま、近くのカフェへ移動することになりました。
(カフェのはしごってなんやねんと感じました。)
ネットワークビジネスの勧誘が始まるのだろうと当然思いました。
楽しい久しぶりの再会で終わるはずが、なんだか嫌な体験になってしまいました。
友達が紹介したい人と一緒に。
自己紹介をしてくれましたが、あんまり記憶なし。
A男のアップであることは間違いない。
皆さんも耳にしたことあると思います。
ネットワークビジネス、カフェでの勧誘体験談のABCです。
A(Adviser)……相手のアップにあたる人。この人が主に説明する。
B(Bridge)……アップとあなたの橋渡し役。あなたの友人・知人にあたる。
C(Customer,Curaiant)……見込み客。あなたのこと。
アップの男の生い立ちや苦労話や騙された過去、なぜ今の生活にたどり着いたのか、ネットワークビジネスについての仕組みなどの説明と投資系の情報商材の案内。あとは親しくなる為なのか、世間話やアップの方の私生活。そして私の事を探っているのか、色々と趣味や好きな店、ブランド、家族、夢や目標のことなどを質問されました。
答えたくないけど、答えなきゃいけない雰囲気。
A男はとにかく頷くだけ、しかも不自然な頷き。
なんかEQを高めにとか言われるですってね
適度な頷きは物の理解を深めるから賛成しますが、あまりに多いと宗教っぽさがにじみ出ます。異様な感じがしました。
一通り話が終わるとアップの方は電話だのトイレだのといって店の外へ
これはA抜けってやつですね。BC間のやり取りで不安や本音を聞き出し、不安や不信感疑問点があったらそれを聞き出し、Lineでアップにチクったり、アップが戻ってきた時に今まで話していたことをBからアップに相談するようにやんわり伝えるといった行為のことです。
まぁ戻ってきたアップの方は案の定私の不安なところをきれいに消していってくれます。綺麗な上っ面だけのNO消しでした。
勧誘に誘われたことも腹が立ちましたが、A男がBC間のやり取りのいわゆるBプッシュの際にメリットや良い点しか伝えてこなかったところに腹が立ちましたし、嫌な気持ちになりました。すごく仲もよかったと思っていたので、もし誘うにしてもちゃんとリスクやデメリット部分もはっきり伝えて欲しかった。メリットばかりの事なんてないことくらいネットワークビジネスやってない人にもそれくらいは分かります。
デメリット部分を隠されると仕組まれている感じがしてとても嫌だったのです。
最後に
今回は私「ガンダーロボが大地に立った」の体験談をご紹介致しました。
結果的にそれまでよかった友人関係に亀裂が生じてしまった原因になってしまいました。
お互いに嫌な思いをしないように、しばらく疎遠になっていた友人や、そこまで仲良くなかった人から突然声をかけられた場合は、ちょっと疑ってみたほうがよいかもしれません。しかし、せっかく「久しぶりに遊ぼう」と誘ってくれている知人に「それって、何かの勧誘?」なんて、なかなか聞きづらいと思います。
そのため、まずは共通の友人・知人に「今度会うことになってるんだけど、あいつ、最近の様子どう?」と聞いてみたりしてひそかに誘ってみると今回のようなことは起こらなかったのかもしれません。
もちろんネットワークビジネスそのものを否定する訳ではないので、勧誘そのものをとやかくはいいませんが、私はニーズがあるところにプレゼンを行うべきだと思うのです。
ニーズがない人にも無理やり行う勧誘はなくなって欲しいなと思います。
最後までご視聴いただきありがとうございました。
コメント