【メラルーカ】異業種交流会に現れた「自称 経営者」

ビジネス

こんにちは。30代会社員のふみこです。大学を卒業してから数々のネットワークビジネスの人との出会いがありました。ネットワークビジネスといってもみんなが悪者ではなく、良い人もいました。しかし、どうしても誘い方、ルール違反が気になり、今もネットワークビジネス関係者とは距離を置きがちです。今回は、実際に私が出会ったネットワークビジネスの体験を紹介します。

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ネットワークビジネスっぽい人の特徴

ErikaWittliebによるPixabayからの画像

ネットワークビジネスの人の特徴として、3つあります。

  • 社名を言わない
  • 夢を語る
  • 自由を強調する 

例えば初対面の人に自己紹介するとき、たいていは会社の名刺を出したり、自身の活動がわかる名刺を渡したりします。しかし彼らはどの会社に属しているのかを言いません。「メイク関係」「健康事業」「バイオ事業」といったように、「わかりやすいけど具体的にどんなことをしているのかよくわからない」印象があります。

さらに、彼らは夢を語ります。「南の島でカフェをしたい」「環境を守るためにNPOを立ち上げたい」etc…聞いていると「なんだかすごいな」と思ってしまいそうですが、子どもじゃあるまいし、「今すぐにやればいいのに」と思います。せめて「〇年後に〇〇のカフェをしたいから今はお金をためています」だったり、「カフェで修業しています」だったり、具体的な行動をすればいいのに、している雰囲気がないのが謎です。

そして、極めつけは「自由」を強調すること。「自由に時間を過ごせるから」「自由な仕事なの」といった、会社員からすればあこがれそうな言葉を並べてきます。

なぜ嫌われるのか

athree23によるPixabayからの画像

なぜネットワークビジネスが嫌われるのか、その理由の一つに、「商品を売りたいのか、一緒に仕事をしたいのかがごちゃ混ぜになっている」というところだと思います。

化粧品にしろサプリメントにしろ、「この人に勧めたい」と思って友人知人にお勧めするのは悪くないと個人的に思います。しかし、ネットワークビジネスの嫌なところは、「じゃあ試しに買うわ」となったときに、一緒にビジネスの誘いもしてくるからです。

「一般会員になれば30,000円、けどディストリビューターとして登録したら初期登録10万円だけどこの商品は20,000円で買えるのよ」と、価格がよく分からなくなります。ディストリビューターになればなんだかんだで勧誘をしないといけなくなります。

すると、「そもそも何のためにこの商品を買ったのか」が次第にわからなくなり、不信感しかなくなります。体によさそうと思って買ったはずのサプリメントが、毎月誰かに売らないといけない「商材」になってしまうんです。だから、うさん臭さしか残らなくなるんです。

私の体験談

andreas160578によるPixabayからの画像

業の仕事をしていた私、知人が開催している異業種交流会に参加していました。
異業種交流会は様々な業種の人が集まる会です。しかし、ネットワークビジネス関係者はお断り、としている会でした。
毎月一回、15人ほどで集まり、ビジネスのブラッシュアップや、ビジネスマッチングなどをしていました。

そこに現れた60代くらいの男性。
名刺には「株式会社〇〇 代表取締役社長」と、真面目そうな肩書が。
名刺交換して、お互いの仕事でやっていることなどを話ししていると「これ(名刺に書いている会社)以外にも3つ事業をやっているんだ」と。

その時はあまり気にもせず、「ご活躍なんですね」と、さらっとお話しして別れました。

異業種交流会のあと、私のFacebookにその彼から友達申請が。そして、メッセージが一言「情報交換したいので近々会いましょう」と。
「何の情報交換なんだろう?」と思いながら指定された日に待ち合わせの喫茶店に行きました。

何分か前についていた彼は、先に席についていました。
ドリンクを注文するとおもむろに、事業の話をし始めます。

「昔は広告関係の仕事をしていてね、ひとつの事業の柱だと不安だからネットワークビジネスもやっていたんだ。」

そして、おもむろに取り出したのが、メラルーカというブランドのカタログ。

*オーガニックで安心安全で、今使ってる洗剤をこれに変えるだけでいいんだよ。(誰も買うなんて言ってない)

*あなたもお子さんがいるなら環境のこととか気になるでしょ。(決めつけ)

*さらにこれで収入も得られるんだよね。(つまり私に営業の仕事をしろってことだよね)

1時間半、みっちりと彼は語り続け、

*自分のチームの一員として活動してほしいこと

*メラルーカを友人に勧めたら収入が増えること

をしきりに話していました。

情報交換の予定で約束された時間に会いに行ったにもかかわらず、気づけば彼の独壇場となっていました。彼はいろいろな異業種交流会に参加しては、目星をつけた人に声をかけて勧誘しているそうでした。ネットワークビジネス関係者はお断りとされている会に参加して勧誘なんて、それこそルール違反です

とはいえ、リアクションのうすい私に彼が最後言ったのは「このハンドクリーム、とても品質がいいから」と、私の手を取り、クリームをぬりぬり。

強烈な香りが私の手を包み込みます。(香りには好みがあるので、良い香りと思う人もおられます)

と同時に、鳥肌が・・・。

もちろんきっぱり断り、異業種交流会の主催者にもその件を連絡しました。すると、同じような話が何件も。強引に話をされて会員登録してしまった人もいるそうです。

今回は、金銭的な害はありませんでしたが、そのネットワークビジネスの会社の名前を聞くだけでうんざりします。これ以上の被害がないことを祈るばかりです。


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